きのけんぶろぐ

政治社会とエンタメを等しく興味をもって発信するブログを目指しています

記事を拡散したいあなたの正解はどちらか - 「書く」はてブか「伝える」noteか

はてブで今年1月末日からほぼ毎日更新してこの週末で約4か月、noteも併用し始めて2週間と少しになる。はてブのエントリー数は100本を目前、noteはその1/5程度だ。

この段階で、はてなブログとnoteについて、「記事を広く伝える」という観点から比較していく。

 

はてブとnote、それぞれの強みと弱点を列挙、比較する。

どうすれば記事を広く伝えられるか、読者を獲得できるか。ありていに言えばアクセス数が稼げるか、その試行錯誤を受けてのエントリーだ。

主に書く側に向けた記事だが、読む専の人にとっても運営者がどういう思考で投稿継続しているか知る手掛かりになるだろう。それが読者にとって興味あるものだと願いたい。

 

まずはてブの強みと弱点を並べる。

はてブの強み

  • 記事のカステムURLが可能
  • 予約投稿できる
  • SNSとの連携可能
  • SEO・SNS向け設定可能
  • コメント欄の設定(自由、承認制、不可)が自由

おおよそ「書く」機能がほぼ網羅されている。これは無料版でも実装される。

 

はてブの弱点

  • ポータルに記事が反映される保証がない
  • ポータルのトピックが固定で最新トレンドが反映されない

総じてポータルの記事拡散力が非常にアナログに思える。編集部がピックした記事がトピックに掲載され、掲載された記事にXにおける「いいね」のような「スター」が集まる。スターが多いとはてブ独自の集計によるランキングに反映される。

つまり編集部という人のチェックを通過しない限り、ポータルから記事拡散を期待することが出来ない。しかもトピックは固定で、たとえば最新の映画レビューを書いたところで優先的にピックされたりということは起こらない。

 

noteの強みと弱点はどうか。

noteの強み

  • ポータルに最新トピックが反映される
  • ポータルに固定のトピックが幅広く、おおよそ想定できる範囲をカバーしている
  • フォーマットがSNSに近くファンを集めやすい(ように思える)

どういう記事がトレンドなのか、noteは非常に可視化しやすい。公開直後の映画レビューが投稿されれば、すぐさまトピックがつくられ、どういう記事が投稿されているか読むことが出来る。

自身が最新のトレンドに乗ったかどうかがすぐさまわかる。

また、ユーザー(noteではクリエイターという)が他のユーザーをフォローするような仕組みが実装されており、似たような記事を書くユーザーにリーチしやすくなっている。逆に言えば、自身が他のユーザーの目に留まる可能性があり、ポータルで記事拡散につながる機能が充実していると言える。

 

noteの弱点

  • 無料版では予約投稿できない
  • 無料版ではコメント設定が自由にならない

noteの弱点ははっきりしていて、「書く」機能が無料版だと制限が少なくない。

わたしのように日々更新、決まった時間に投稿したいユーザーにとってこれは不便極まりない。有料版といっても月額500円だから払えないこともないが、他のサービスで無料なものをわざわざ有料版を使ってまでやる価値があると思えるかどうか。

 

以上がはてブ及びnoteの強みと弱点だ。

簡単にまとめると

  • 「書く」機能に強いはてブ
  • 「拡散する」機能に強いnote

となる。

 

これを実際のアクセス数で比較したい。

記事100本につき300PV by はてブ

記事20本につき250PV by note

 

これが一般化できるのか分からないが、わたしが書く「政治・社会」「働き方・稼ぎ方」「ゲーム」「映画」「小説」などといった多ジャンル記事を日々投稿する場合と限定したにしても、

記事1本あたり3PV vs 記事1本あたり12PV

というアクセス数の開きを見せつけられると「記事を広く伝える」という観点ではどう頑張ってもはてブはnoteに勝てない。

 

これは結局、はてブがポータルにおける記事のピック能力が足りないということに尽きると思う。

既存の読者がついた運営者は編集部に記事がピックされ、トピックに反映、スターがつき、ランキング上位に入る。

そうでなければ最初からピックされず、読者もつかず、スターがつかないため記事が拡散されない。アクセス数が伸びないというネガティブスパイラルにしかならない。

 

それに気づいた時点でわたしはXアカウントを起動させ、はてブ記事に誘導することをやっているが、その効果も今一つパッとしない。

自分でいうのもなんだが、アクセス元サイトでXが20%に達しているのはよくやっている方だと思う。

 

直近で公開直後の映画「人はなぜラブレターを書くのか」レビューを書いたが、はてブではほぼ無風だが、noteではすでにPV数トップに食い込んでいる。このトレンドに対する感度の差が、そのままアクセス数につながっている。

この新しい題材を扱ってもアクセス数につながらない点が、はてブでブログをやるに不満な点だ。

 

とはいえ、noteが万能かというとそうでもない。

わたしのように日々更新する運営者にとって無料版で予約投稿できないのは致命的だ。記事拡散にとって投稿時間は重要だ。記事は読まれる時間というものがある。そこを狙えないのは、日々更新するという観点から望ましくない。

 

ではどうすべきか。

わたしは現時点においては

  • はてブで記事のストック
  • noteで厳選記事の投稿ないし優良見込み記事のテスト投稿

という使い分けをしている。

 

基本的にははてブで書き、良さそうな既存の記事を投稿、ファン獲得を目指す。

あるいは見込みのある記事をnoteにサンプル投稿、反応を受けてより磨きをかけた記事を予約投稿される前にはてブ記事に反映させる。

こういった使い方で両サービスのいいとこどりをしている。

 

が、これも正直に言って、手間が増えるだけという見方ができなくもない。

どっちかに集中した方が楽なのは確かだ。

だが、前述した理由から、わたしはどちらか一方を選択することが出来ずに両方を駆動させる道を選んでいる。

ただ日記を書きたいという熱量のユーザーに、この手法はまるっきりオススメできない。

 

これが収益化を目指すとなると違った視点が必要になるだろう。

当エントリーで詳細は書かないが、収益化はそのままでは「記事を広く伝える」にブレーキをかけることでしかない。無料で読める記事があふれているのに、なんでわざわざ有料の記事を読む? それには相応の理由が必要だ。無手で突撃したら赤字なのは間違いない。

 

無料版で「記事を広く伝える」ということに集中するなら、はてブとnoteの両サービスの強みを生かしてドライブし、SNSも駆使する。これに尽きる。