今週のお題「ケガの思い出」
お題を見た瞬間に連想したのは映画「ジョーズ」だ。
いにしえのサメ映画。
1975年公開の作品ながら、歴代興収ランキングベスト100で74位にランクインしているすごい作品。
この映画、サメを取り巻く人間関係の対立からサメとの直接対決をカバーするサスペンス、パニック、ホラー、モンスターとさまざまなジャンルに影響を与える教科書的作品でもある。
中でも警察署長、海洋学者、ハンターの三者がサメ狩りの船で傷自慢をするシーンはとくに有名。
わざわざ、このシーンだけを取り上げた記事も存在する。
具体的には次のシーン。
漁師でサメハンターのクイントがボクシングで失った歯と頭のコブを自慢(?)し始める。
海洋学者のフーパーはウツボに噛まれた腕の傷跡を見せる。ウェットスーツ越しに噛まれたと。
クイントが負けじと袖をまくり、アームレスリングで腕を故障したと言い始める。
フーパーはズボンのすそをまくり上げ、サメにやられた傷跡を見せる。
クイントもズボンのすそをまくり上げる。
署長のブロディは自慢するような傷跡がないらしい。下腹部を見るが特に何も言いださない。海の男である漁師クイントと海洋学者フーパーに対し、陸の男である署長ブロディが会話に入っていけないのを象徴するシーンでもある。
クイントはその後、腕の刺青の痕を示す。
彼は元海軍で、太平洋戦争中に撃沈され、サメの襲撃を受けて乗組員の大半を失ったインディアナポリス号の乗員だったことが明かされる。
この傷自慢を経て三人の絆が深まり、そしてサメ対峙へとシーケンスが移行する。
よいシーンだと思う。
