きのけんぶろぐ

政治社会とエンタメを等しく興味をもって発信するブログを目指しています

読書

小説「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」- ガジェットと哲学的テーマが光るSF

映画「ブレードランナー」の原作小説。ディストピア、ポストアポカリプスの世界。人類の再定義を迫る哲学的な要素もありつつ、捕り物としての面白さも優秀。後年の多くの作品にも影響を与えた一冊。

小説「ルパン三世 エルドリア大脱出作戦」 - 硬軟いずれも楽しめるモンキーパンチでも宮崎駿でもないルパン三世

アルセーヌじゃない方のルパン。長らく「カリオストロの城」による優しいおじさまイメージが先行していた方。本作はモンキーパンチとも宮崎駿とも違うハードな側面が強く打ち出された一作。内戦で混乱する中米エルドリアを舞台にルパンと銭形による脱出劇。

思い出の小説「怪盗紳士ルパン」

ルパンはルパンでも三世じゃない方。一話目から逮捕されるやつ。子どもの頃に読んだ「怪盗紳士ルパン」について、当時を思い出しながらレビューする。逮捕、脱獄、偽ルパンとの対決となかなか刺激的な短編集。

小説「魔王」 - 政治や社会に能力一本、個人で抗う物語

伊坂幸太郎の小説「魔王」は、社会に個人が抗う物語だ。伊坂幸太郎テイストとして主人公に備わる能力はありながら、社会とどう対峙するかがテーマになっている。初版は2005年と20年以上も前の作品でありながら、描かれる社会風景は現在とも通じるところが多…

読書評「スタンド・バイ・ミー(原題:The Body)」:映画と比較して冗長だが小説ならではの魅力は捨てがたい。特にラストの深い余韻

映画「スタンド・バイ・ミー」の原作小説をレビュー。映画版でそっくりはしょった部分をクローズアップ。なぜそうなったかの考察込み。もちろん小説ならではの魅力も解説。オススメ

「ごんぎつね」は大人になって理解の端が届く子どものうちに読みたい絵本

お題「大好きな絵本は何ですか?」 「かいじゅうたちのいるところ」 「はらぺこあおむし」 「モチモチの木」 「ピーターのいす」 「あんぱんまん」 「せかいいちのはなし」 など何冊か思い浮かぶが、これは外せない一冊となると「ごんぎつね」だ。 あらすじ …